マイナースケール(短音階)

2017年1月23日

 

以前の記事でスケールの中でも最もポピュラーな「メジャースケール」についてご紹介させていただきました。

今回はメジャースケールと同じぐらいポピュラーなスケールの「マイナースケール」についてご紹介していきたいと思います。

 

実はマイナースケールには「ナチュラルマイナースケール」「ハーモニックマイナースケール」「メロディックマイナースケール」の3種類があります。

このページではナチュラルマイナースケールのご紹介をさせていただきます。 

※「ハーモニックマイナースケール」「メロディックマイナースケール」については別のページでご紹介をしていきたいと思います。

音程、音の並び方

メジャースケールは基準音から 全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音 の順で音が並んでいましたよね。

マイナースケールは基準音から 全音 半音 全音 全音 半音 全音 全音 という順で並んでいます。 ※最後の全音で1オクターブ上の基準音に戻る。

例)

全音半音に関しては以下の記事をご覧ください。音程について。全音、半音とは?

 

メジャースケールとマイナースケールでは何が違うのか?

メジャースケールマイナースケールでは、もちろん弾いた時の聞こえ方(印象)が違います。

よく言われるのが、メジャースケールは「明るい」。 マイナースケールは「暗い、悲しい」。 という印象です。

 

今回は音の聞こえ方ではなく、両方のスケールを並べて理論的にどこが違うのかを見てみましょう。

まずは下の図をご覧ください。 CメジャースケールCマイナースケールを比べてみましょう。

 

3か所違う音があるのはお分かりいただけたでしょうか?

 

そう、メジャースケールと比べるとマイナースケールは3度、6度、7度が半音ずつ下がっています。

両者の違いはこの3つの音にあります。

 

つまり、メジャースケールの3度、6度、7度を半音ずつ下げるとマイナースケールになり、

マイナースケールの3度、6度、7度半音ずつ上げるとメジャースケールになるのです。

 

ちなみに、マイナースケールを度数で表示すると 完全1度 長2度 短3度 完全4度 完全5度 短6度 短7度 となります。

 

構成音が同じスケール

それでは次はCメジャースケールAマイナースケールを比べてみましょう。

もちろん基準音が違うので並び順は違いますが、構成音は同じです。

このことから構成音が同じでも並び方が違うだけでメジャースケールにもマイナースケールにもなることが分かります。

 

つまり、メジャースケールを6音目から並べ直すとマイナースケールになり、

マイナースケールを3音目から並べ直すとメジャースケールになるのです。

(※Cメジャースケールを6音目から並べたらCマイナースケールに変化するわけではないのでご注意ください。 6音目はAなのでAマイナースケールになります。)

 

では他の例をご紹介しましょう。 例えばGメジャースケールだと…

6音目はEですよね。 では並び替えてみましょう。

このようにEマイナースケールが出来上がりました。

逆にEマイナースケールを3音目から並びかえると、Gメジャースケールになります。

 

最後に

以上がマイナースケールの音程と度数のご紹介とメジャースケールとの関係性でした。

またメジャースケールマイナースケールは構成音が同じでも並び方が違うだけでスケールが変わることも知って頂けたかと思います。

これらのスケールの関係性を「平行調」というのですが、これに関してはまた別のページでご紹介させていただければと思います。

 

構成音が同じならメジャーだのマイナーだの分ける必要はないのではないか?と考える方もいるかと思いますが、これらの構成音からコードを組み立てていくとメジャーKEYのコードとマイナーKEYのコードでは役割が変わってくるのです。

それに関してもまた別のページでご紹介をしていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Posted by ME.tronome